稲作

世間ではいよいよ田植えの季節です。

「昔は皆んな田んぼの中、手で植えて大変だったんだ」とお話してくれる方も多くいらっしゃいます。

そんな中…

Tさん「苗持ってきてやったで」と。

青々とした苗を箱いっぱいに持ってきてくれました。

となれば…

早速、田植えをしましょう！（もう何でも思い立ったら即やるのがWATTOの良いところ笑）

プランターに土を入れ、苗を植えます。

Tさん「今日は歴史に残る日だ。育てる楽しみ、食べる楽しみがあるねっか」と、得意気な笑顔。

作業の丁寧さが、昔の働きぶりを想像させます。

この日より、Tさんは、毎回来られる度に成長を確認し、水や肥料の管理を忘れずにしてくれています。

代々、引き継がれてきた農作業だったのか、作業をする中で、亡くなられたお父様から言われた言葉や、亡くなられた奥様の話など、たくさん思い返しながらも、私たちにお話を聞かせてくださいました。

何かがきっかけになって思い返される時間、その想い。

人それぞれ、一生懸命に働いていた時間、家族の団欒、幸せな時間はあって当たり前。

いくつ歳を重ねても、何かをきっかけに、ふと昨日の事のように思い出す、そんな誰にだってある時間、この稲作を通じてのストーリーにもなりました。

ずっと忘れずに大切にしたいですね。

美味しい新米が収穫できますように！