ご挨拶
日頃より、西新潟整形外科 通所リハビリテーションWATTOをご利用いただきありがとうございます。
さて、私たちWATTOは今年の7月で開設から12周年を迎えることができました。
まずはこの日を迎えるにあたり、これまでご利用いただきました皆さまはもちろん、
ご家族様、ケアマネジャー様、関係各所の皆さまには心から感謝申し上げます。
あたりまえに12年という年月は短い時間ではなく、
ご利用者の皆様への想いや福祉の考え方は開設当初から変わらずにあるものの、
振り返ってみれば様々なチャレンジと失敗を何度も繰り返し、
多くのご利用者様、そしてスタッフとの出会いと別れを重ねながら、
自分たちの理想とする施設、福祉の在り方について模索を繰り返す日々を過ごしてきたように感じます。
今回は、そんな12年という一つの節目をきっかけに、
WATTOとしての目指す福祉のカタチ、スタッフの想い、
これまで過ごしてきた皆さんとの時間を大切に綴った冊子を新しいWATTOのパンフレットとして作らせていただきました。
福祉=日常生活のお世話というイメージをもたれている方も多くいるかと思いますが、
例え高齢であっても、身体に障がいがあったとしても、それを理由に諦めることなく人の生き方に新しい選択肢や可能性を築くことが福祉の役割だと思っています。
今までアタリマエにできていたことに自信がもてなくなったことも、
本当は好きでやりたいけど諦めてしまっていたことも、
言葉に出して心の内を打ち明けることで、その「想い」から成るお一人おひとりの「願い」が私たちに届き、その「願い」を実現させるために
一人では想像のできなかった手段を身体的、環境的、物理的な要素を駆使し、皆さんのミライを共に創造する。
福祉を利用するということは、決してネガティブなことではないからこそ、
皆さんにとって「WATTO」がそんな温かく、そして頼りとなる居場所としていつも在るよう、
私たちの「今伝えたいメッセージ」を手に取り、想いを感じていただけたら幸いです。
そしていつか、自分の人生を振り返った時に、
「きっかけがWATTOだった…」と、一緒に笑いながら話す時間をつくれたら本当に最高だなと思っています。
またここから過ごす皆さんとの日々が、
温かく、笑顔溢れる時間となるよう、願いを込めて
12周年の挨拶とさせていただきます。
今後も西新潟整形外科 通所リハビリテーションWATTOを宜しくお願い致します。
令和6年9月 スタッフ一同
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