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大切な食事の時間を過ごすために

皆さんは日頃の「食事」の時間を どのように過ごしていますか?

「食事」の時間で大切にしていることは 何ですか?


明るい雰囲気作りですか? テレビや音楽を付けて賑やかにしますか? ご家族や友人との会話やコミュニケーション を楽しみますか?


誰にだって当たり前にある「食事」の時間。


そもそも「食事」とは、生きるために 必要な栄養素を日常的に摂取すること を指しますが、ただただ栄養を 摂取するためだけに「食事」を摂っている わけではないですよね…


まあ、とは言え朝からバタバタと時間に 追われてゆっくりできない…、 昼間の隙間の時間に適当に… なんて場面も想像はできますが、 だからこそ、夕食や週末など、 ゆっくりできる時くらい、 その「食事」の時間をどのように過ごしたいのか…


そう思うと、きっと上にあげたようなことは 各ご家庭によって様々。どれもが正解で、 どれも間違いじゃないですよね。

そんな皆さんにとって大切な「食事」の時間 に共通していることが一つだけあるとしたら… 「食事」は美味しいもの、好きなものを 食べる楽しみはもちろん、一緒に「食事」 を囲むご家族や友人との コミュニケーションの場でもあり、 あたりまえにそれは「楽しい」時間でありたい… ということではないでしょうか。


誰だって人は歳を重ねるにつれ 病気を患ったり、「食べる力」、 嚥下機能(食べ物を口に運ぶ、咀しゃくする、 飲み込む)そのものの低下により、 食べることに時間がかかってしまう方 も多くいるでしょう。


WATTOのご利用者で、特にご家族と 生活されている方の中には、 「手が自由に動かず、一緒に食べている家族を待たせてしまってるのではないか…」 「時間がかかってしまうことで次の食事の 時間まで間が空かず、お腹が空かない…」 「家族に悪いから適当なところで食事を終わらす。」

と、そんな声もよく聞きます。


結果的に食事を満足に摂れないばかりか、 「食事」を抜いてしまったり、 毎日スーパーのお惣菜やインスタント食品で 済ます方だけでなく、中にはお菓子で「食事」 を済ませてしまい、食生活そのものが 乱れてしまっている方もいる昨今の高齢者の 食生活の現状。


食生活の乱れは、栄養のバランスが偏り、 体調不良に繋がってしまうばかりでなく、 本来楽しいはずの時間が苦痛な時間、 味気ない時間になってしまうことにも 繋がるからこそ、

そんな皆さんの「食事」が少しでも 楽しい時間にならないものか、 せめて手に力が入らなく、食器そのものを 持つことに時間がかかる方の助けに なれないものかと… 今回WATTOでは、強い浮腫があるために 箸やスプーンが上手く握れないというお悩みを お持ちのお客様のためのスプーン、フォーク用の グリップを作成。


福祉用具にも同様の機能を持った商品は ありますが、どこか手に馴染まなかったり、 そもそもデザインが嫌だと、 導入までに至らないケースも多くあります。

今回作成した物は、実際のご利用者の方の 手形から模型を作り、現物を作成。 実際に手にとってもらうと、 柄が太いからすぐに手にフィットする! 先端が震えずに使いやすい! たくさん物がすくえていいね! ここに指をおけたらもっといいなぁ。 とたくさんの感想を頂き、まだまだ微調整を 重ねているところです。


フロアで触ってもらっていると、 他のお客様も興味をもって見に来てくれる だけでなく、実は私も同じ悩みをもっていた、 という声も数名の方からいただきました。


日常的に使ってもらえるような可愛いものに、 とデザインもこだわったWATTOの オリジナルグリップ。 今後は皆さんの食卓にお邪魔させて いただく機会もあるかと…


リハビリの成果を作るには、身体から成る 機能的解決の他に、道具や用具を用いた 環境的解決も大切なリハビリとしての取り組みです。


何より、大切なご家族やお友達と あたたかい時間を過ごせますように、そして最後は、 おいしかった!ごちそうさまでした! と笑顔で「食事」が終えられますように…


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