楽しむことからリハビリへ
この1年、息の詰まるような毎日を送ってきた…
そんな日常だからこそ、
桜咲く季節を、WATTOらしく迎えることができないかと運動や手作業の要素、そして楽しみを取り入れながら、一つの行事を行いました。
「手作り桜餅とあんみつ de お茶会」
感染対策はもちろんのこと、 一つ一つの作業と運動を重ね、生地を混ぜる、焼く、盛り付けるなどをグループワークで役割を分け、身体の調子に合わせ、立って行う人、座って行う人と、様々な参加のカタチを準備。
もちろん、皆さんに楽しんでいただくことも重要な要素のうち。
出来上がった和菓子は、桜色を中心に、 それぞれの個性あふれる色鮮やかなモノに…
そして味は、春らしく優しい仕上がりで、大満足なものとなりました。
日頃運動が苦手な方であっても、 目的はそのままに、楽しむ事も「リハビリ」として、WATTOではお一人お一人のケアの在り方を考えていくことを大切にしています。
ただ漠然と何かをやるのではなく、 一人ひとりのリハビリを行う目的という「願い」、時には苦しく、辛い時間だってあるけれど
そんな道のりの中に、当たり前に楽しみがあってもいい。
立ちながらの運動が苦手な方も、 手に力が入らず細かい作業に自信を持てない方も、何をするにも不安を感じてしまう方も、
それでも皆んなと一緒に楽しみながらやれば、自然と笑顔で身体も動く。
出来なかったことが楽しみを通じて出来るようになる事もある。
「楽しむコト…」
それも1つ「リハビリ」としては大きな意味があるのではないでしょうか。 運動がリハビリの全てではなく、 どんな事でもリハビリに繋げられる。
そんなコトを改めて考えさせられる ステキな1日となりました。
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